海外渡航前PCR検査所を設立しました
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により各国の渡航制限が続いていますが、2020年6月現在、徐々に緩和されつつあります。渡航の条件としてCOVID-19 PCR NegativeというPCRの陰性証明書を要求する国が多くなっています。
2020年6月時点では、インドネシア、マレーシア、ラオス、スリランカ、オーストリアなどは既に渡航前にPCR検査を義務付けており、今後ベトナム、タイ、フィリピン、中国、シンガポール、ニュージーランド、オーストラリアなどPCR陰性証明書を要求する可能性のある国、特にアジア諸国が増加するものと思われます。
そこで、当院は2020年6月15日より海外渡航専用のCOVID-19のPCR検査所を設立し、海外渡航をされる企業様・団体の方・個人の方を最大限サポートさせて頂きます。費用は健康証明書も含めて、検査代は5万円税込となります。検査は全て自由診療となり、保険診療としてのPCR検査はできませんのでご了解ください。
当院で検体採取をし、検査自体は外注となります。検体採取には、スワブによる鼻咽頭検査と唾液の検査がありますが、世界的には唾液でのPCR検査を認めている国はほとんどなく、世界標準の検査はスワブ検査による鼻咽頭検査になります。そのため、確実に渡航できるよう当院のPCR検査所では原則鼻咽頭検査を推奨します。当院では公立陶生病院感染症内科専門医に指導して頂き、鼻咽頭採取においても標準予防策を行っており、感染症対策は万全を期しております。現在、スワブによる鼻咽頭採取のPCR検査は東海地方では当院のみ施行しております。
検査は外注となるため、結果がでるまで時間を要します。検体採取日は月曜日から金曜日となり、金曜日は午前中のみとなります。平日午前中の検体採取であれば、結果および陰性証明書を48時間後にお渡し可能です。平日午後の検体採取であれば72時間後に陰性証明書をお渡し可能です。渡航先の国により、入国前72時間以内など厳しい条件が課されているところもあり、そのような場合は、月~木曜日の午前中に来院頂ければ、来院後48時間後には陰性証明書をお渡しでき、渡航可能です。入国1週間前など条件が比較的緩い場合は、平日午後の来院でも可能です。
渡航前のPCR陰性証明書が必要な方は、名古屋市・愛知県をはじめ東海地方初の渡航前PCR検査所にご依頼ください。TEL(090-8568-3336)、もしくはWebから御予約可能です。Webから御予約される場合は、予約システムに入って頂き、予防接種のみのタブに入ると、一番下に新型コロナウイルス感染症検査PCR検査の項目がありますので、そちらを選択してください。Webから予約がとれない場合でも、渡航日が迫っている場合は、検査可能ですので、お電話(090-8568-3336)にて御予約をおとりください。