2018.09.26
愛知県における風疹の状況について(2018年9月26日現在)
愛知県衛生研究所によりますと、愛知県における9月の風疹患者数は、25日までで、35名となっております。2018年の風疹患者の総数は愛知県では46名となっております。年齢は20-40代の男性が多く、妊婦さんに対する影響も大きいものがあります。
このまま風疹が大流行すると、2013年を中心に流行した時のように先天性風疹症候群の増加が危惧されます。
それを防ぐには、社会的に妊婦さんを守る必要があります。そのためには、一人ひとりが抗体検査を実施し、抗体がない方は予防接種をして、社会的に免疫を高めることが重要です。
当院でも風疹の抗体検査を希望される方が増えております。特に妊娠する可能性のある、または妊娠している夫婦が多いです。
できるだけ妊娠の前に家族全員で風疹の抗体検査をすることをお勧めします。中高年以上であっても、妊婦さんと接する機会があるため、全年齢の方に抗体検査が必要です。
愛知県の場合、自治体により抗体検査や予防接種の助成があります。各自治体のホームページにてご確認下さい。
抗体検査希望または予防接種希望のある方は、まずはお電話にてご相談ください。