2018.09.06
愛知県における風疹の発生について(2018年9月6日)
愛知県は、2018年9月6日、愛知県における風疹の患者さんについて、8月は9人、9月は4日までに6人と急増していることから今後も拡大する可能性があるとして注意喚起を行っております。
名古屋市が多いですが、尾張旭市・一宮市など名古屋市に近隣している市でも患者さんが発生しております。
風疹に対する免疫が不十分な女性が、妊娠中に風疹ウイルスに感染すると、胎児にも感染をおこし、先天性風疹症候群の子供が生まれる可能性があります。
こうした事態を防ぐには、まず風疹の抗体検査を行ってください。免疫が十分にある方は予防接種は必要ありません。抗体検査で抗体が不足し、免疫が十分にない方は予防接種が必要になります。なお、海外から帰国後の麻疹の発生も報告されており、同時に麻疹の抗体も検査をするとよいでしょう。
当院では積極的に抗体検査および免疫がない方への予防接種をおこなっています。ご心配な方は、当院にご相談ください。