2018.07.09
名古屋市の麻疹集団発生の終息について
名古屋市は、2018年7月9日、市内の麻疹集団発生が終息したのと宣言しました。この度の麻疹集団発生では、4月11日に麻疹患者さんが発生して以降、25名の感染者が報告されました。
今回の事例では、いつでも、どこからでも麻疹が持ち込まれるということと、日ごろから自身の抗体検査をしておき、麻疹に対する防御抗体をつけておくことが重要であることが改めて分かったことと思います。
この夏、海外旅行に行かれる方も多いと思われますが、海外で麻疹にかかり日本に持ち込むケースもあり得ます。
麻疹含有の予防接種をしても、防御抗体がなければ発症する危険性がありますので、まだ抗体検査をされていない方は、早めに抗体検査をするようにしてください。