2018.05.21
コンゴ民主共和国におけるエボラウイルス発生についての続報
WHOは、5/17に州都ムバンダカという都市部でエボラウイルス病の患者が新たに一人確認されたと発表しております。それまでは、ムバンダカより南に150kmのビコロ地区に限定されていましたが、都市部にも発生したことで、WHO、およびコンゴ政府は懸念しています。
エボラウイルス病は、感染した体液と接触した場合に感染の危険性が生じる病気であり、麻疹のように空気感染をしないことから考えると、この都市部への感染がどのような経路をたどってきたのかは気になるところです。WHOでの発表では今回の感染経路については触れられてはいないため分かりませんが、こうした病気が都市部へどのように流入するのかを我々も理解しておく必要があります。